One Bag, One Drawing.

あなたのアウトドアプロダクツに、加賀美健。

4月18日、渋谷PARCO10階の「PBOX STND」で開催された「フイナムの春市 〜新しいくらしと、新しいもの〜」。物販、ライブ、フードとコンテンツが盛りだくさんのなか、ひときわ熱気を放っていたのが〈アウトドアプロダクツ〉のブースです。バッグを購入したその場で、現代美術作家・加賀美健さんが直筆のイラストを描いてくれるという特別な試みに、多くのファンが殺到! その模様と、実際に世界にひとつだけのバッグをゲットした方々のスナップをお届けします。

  • Photo_Tatsuki Nakata
  • Text_Keisuke Kimura
  • Edit_Yuri Sudo

加賀美健

1974年生まれ、東京都出身。現代美術作家。独特のタッチで描かれるイラストと文字、そして即興力を武器に、アパレルブランドとのコラボレーションや展示など精力的に活動中。

Instagram:@kenkagami

PROFILE

加賀美フォントが踊った、アウトドアプロダクツの特別ブース。

春の日差しが心地いい、4月の土曜日。渋谷PARCO 10階で開催された「フイナムの春市 〜新しいくらしと、新しいもの〜」では、新生活を豊かにするためのアレコレが並びました。

フリマやスポーツグッズ、香りの製品、ペット用品などのブースがあるなかで、〈アウトドアプロダクツ〉のブースには多くのひとだかりが。定番のバックパックやボストンバッグがラックに並ぶシンプルな売り場でありながら、その隣には、ひとりの男がスツールに腰かけてマーカーを握っていました。現代美術作家・加賀美健さんです。

今回の仕組みはこう。バッグ購入者は、加賀美さんとお話をして、好きなもの、欲しいモチーフ、入れてほしい文字などの希望を伝えます。そこから、加賀美さんが自由に発想。〈アウトドアプロダクツ〉のバッグにイラストやそのひとに贈る言葉を描いていきます。

少しの問答で、思わず笑顔になっちゃう線を描く加賀美さんって、やっぱり最高です。バッグは持ち物ですが、もはや、こうなってくると作品。あなただけのアートです!

そもそも〈アウトドアプロダクツ〉のキャンバス地のバッグは、いつの時代も変わらずシンプル。それが、加賀美さんの線を受け止めるのにちょうどよかった。

ほかにも、ブースには〈アウトドアプロダクツ〉のアーカイブが並んでいました。1973年にアメリカで誕生してからこれまでの変遷もまた、おもしろい。旧ロゴのフリース素材のバッグパックやスヌーピーとのコラボバッグに加え、〈アウトドアプロダクツ〉製のNFLチーム「サンフランシスコ・フォーティナイナーズ」の公式バッグや〈エルベシャプリエ〉のバックパックなども。昔から、クオリティの面での信頼が厚いことがわかります。

みなさん、なにを描いてもらいました?

「私お金持ちなんですけど」と自己申告した猛者、偶然この場に迷い込んだオーストラリア人、そして熱烈なファンなど、たくさんのひとが参加した加賀美さんの即興イラスト会。みなさん、出来上がったものを見て、口元がゆるみつつ満足気な様子でした。

それでは加賀美さんとお客さんたちのコラボレーションは、どんな出来栄えになったのか。参加者の方の感想とともに、お届けします!

田中さん 23歳 会社員
「インパクトのあるバックパックをずっと欲しいと思っていて、真っ赤な〈アウトドアプロダクツ〉にしました! モチーフはぼくが買い物をしすぎちゃうことを話したら、おもむろに150万円と描いてくれました(笑)。それぐらい価値があるバッグだと思うと、しばらくは買い物しなさそうです。加賀美さんとはずっとお会いしたかったので、念願かなった感じです。街でこのバッグを見かけたら、気軽に声かけてください!」

坂野恵さん 会社員
「ちょっとそこまで行くとき、お財布とスマホとタバコだけを入れて持ち歩けるよう、このサイズにしました。加賀美さんに『私、親が医者で、都内に家がふたつあって』って言ったら、これを描いていただきました(笑)。会社の中で金持ちキャラでいじられているんですけど、実はそんなことなくて、まさにコレなんです。さすがのお言葉、いただいちゃいました!」

マイトさん 24歳 会社員
「ここ1ヶ月くらいずっとバッグが欲しかったんですけど、たまたまフイナムを見ていたら、イベントをやっているのを知って急遽来ました! 会社も私服通勤なので、仕事にも休日にも使えたらと思っています。いろいろ悩んだ末に、加賀美さんに大好きなペンギンを描いてもらって。鳥感が強めで、いい味出てます。」

山﨑さん 38歳 会社員
「バッグとしてもそうですけど、加賀美さんのイラストものっかっているので、アートのひとつとして家で使うのもありかなと思ってます。キャップをたくさん持っているので、バッグにパンパンに詰めて部屋に置いておく予定です。バッグの料金だけでこれは、お得でしかないです!」

乾さん 33歳 会社員
「自分の休日用のバッグです。いつもは暗い色のバッグが多いので、明るめを選びました。〈アウトドアプロダクツ〉は財布にも優しいので、思い切って冒険しました。加賀美さんに『休日のイメージで』と伝えると、お馴染みのワンちゃんを描いてもらえました。子供が大きくなったら一緒に使おうと考えてます。縁まで柄を入れてくれて、最高です!」

ケイジさん 31歳 会社員
「普段はバックパックが多いから、斜めがけできる大きいものが欲しくてボストンバッグにしました。加賀美さんは父と僕が白シャツばっかり着てるのを知っていて、このメッセージになりました(笑)。海外出張にも持っていこうかなと思っています。」

松村さん 55歳 会社員
「加賀美さんといえばウ◯コかパンツですけど、犬がいいかなって。来る前に生成AIにも相談したんですよ『描いてもらうならどんなのがいい?』って。バッグの色も春っぽくていいですね。大事に使おうと思います。」

五十嵐さん 34歳 会社員
「会社でランチに行くときに最適なものがなかったので、このサイズを購入しました。歯ブラシと携帯だけ入れて、OLのお姉さん的に使いたくて。『バッグ・イン・バッグとして使いたい』って言ったら、これを描いてくれました。まんまですけど(笑)、さすが加賀美さんです!」

落合さん 34歳 広告代理店 / 誠叶くん 2歳
「子供用に買いました。イラストは特にリクエストしていなくて、子供の名前(まど)だけ伝えたら、これを描いてくれて。この子もクルマが大好きなので、ちょうどいいかなって。大きくなるまで使ってくれたらうれしいですね。」

リズムちゃん 5歳
「加賀美さんに名前書いてもらった! かわいい。携帯を入れたり、本を入れたりしたい。これからも、大好きです!」

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