自宅と職場、都市と自然…
ライフスタイルの数だけ無数に存在する現在地と目的地。
その間をつなぐ役割を担っているバッグとクルマは、
クリエイターにとってどんな存在なのだろうか。
起業家、ヨガインストラクター、プロダクトデザイナー、
三者三様の移動時間にフォーカスした、
「PACK FOR “CAR” LIFE」。
ヒントを得るため、彼らの助手席に乗車してみよう。
01
MAX MACKEE
自然で得たエネルギーを詰め込み、
また都会へ。
幻想的な雪の森のトレッキングや青く澄み渡る沖縄の海でのダイビング。
誰もが一度は夢に描いたことがあるであろうプレミアムな自然体験をアテンドするトップガイドとユーザーのマッチングポータルサイト
「Kammui(カムイ)」のCEO、マックス・マッキーさん。
都市と自然を行き来するのがライフスタイルである彼が手にしたのは、
<OUTDOOR PRODUCTS>のROLL BOSTON GIANTとROLL BOSTON LARGE。
「ボストンバックというクラシックな佇まいも好きですが、
着替えやアクティビティのウエアやギアを無造作に放り込めるカジュアルさがいいですよね」
そう話しながら、バッグにたくさんの荷物を詰めて向かう先は、
群馬県最北端に位置するみなかみ町。
数年前にみなかみ町と出合い、谷川岳をはじめ、
自然のフィールドでさまざまなアクティビティが楽しめる土地に佇む別荘を借り、後に買い取った。
四駆でなければ辿り着けないほどの山深い山小屋、
そこにはマックスさんが長らく求めていた世界が広がっていた。
「音が一切せず、ただただワイルドな自然だけが広がっていて、デジタルな東京での生活を一回壊して、リセットするにはうってつけの場所でした。どうしても、東京だと自然へのアクセスが少ないですし、スマートフォンばかり見てしまいますけど、みなかみに来れば、デジタルから離れて、自然というリアルな世界に身を置ける。僕にとって、みなかみで過ごす時間はある意味、瞑想なんです。睡眠のクオリティも、まるで違いますしね」
都会ではビジネスと向き合い、自然でリフレッシュする。
自然でチャージしたエネルギーを、都会で生き抜くための燃料に変換する。そんないいサイクルが、マックスさんの移動ライフでは起こっている。
「みなかみもそうですけど、東京という立地のすごいところは、2時間程度、クルマを走らせれば自然豊かなところに行けるんです。そのくらいの移動距離であれば、好きな音楽を流しながら、まったく疲れません」
彼のバッグには、自然で得たエネルギーもパッキングされているのかもしれない。
PROFILE
Max Mackee ( マックス・マッキー )
東京を拠点に活動する⽇系英国⼈弁護士、起業家。2021年に株式会社Kammui(カムイ)を設⽴。より多くの⼈々と⾃然をつなげることを⽀援するデジタルプラットフォーム「Kammui(カムイ)」をロンチさせる。バックカントリースノーボードとDJを愛し、日本のカルチャーを海外に発信していく事に情熱を注いでいる。
ROLL BOSTON 232【X-LARGE】
Burgundy
¥6,800
[THE RECREATION STORE LIMITED]
02
JURI EDWARDS
仕事へ向かうときも、
愛犬と過ごすときも。
トレーニングやフィットネス要素を取り入れた「IGNITE YOGA STUDIO」で、
日本のヨガシーンに新風を吹き込んでいるジュリ・エドワーズさん。
インストラクターとして、そして経営者としても多忙な日々を送るジュリさんにとっての息抜きが、
愛犬・ボル子とのひと時。ボル子はもともと保護犬だったそう。
「初めて会った時は、目が血走り、よだれを垂らしていて、飼うのは難しいかもと思ったんですが、
ほっとしたのか、トライアルで家に来た瞬間からすごくいい子なんですよ。
私自身がそうだったんですが、ペットを飼う=ペットショップで買うと考えてしまいますけど、
ペットショップを取り巻く実態を知れば、ショップで買いたいとは思わないはず。
相性のいい犬を探すのは恋人探しと一緒で、根気と時間がかかります。それに、恋人はお店では買えないでしょう?
そんなふうに、保護犬のことを、わかりやすく伝えられたら」
ボル子の安心しきった表情は、ジュリさんが深い愛情を注いでいるからに他ならない。
そんな彼女のチョイスした<OUTDOOR PRODUCTS>のバッグは、
7サイズある中で2番目に小さいサイズのROLL BOSTON SMALL。
小さなサイズのバッグは、散歩に出かけるときにもかさばることなく活躍してくれる。
プライベートな空間が約束されるクルマだからこそ、愛犬も落ち着いて移動できる。
ジュリさんにとって、クルマはオンとオフのスイッチを切り替える役割を担っているようだ。
「クルマで過ごす自分一人の空間はすごく好きです。
運転中は、絶対に携帯を操作できないですし、移動は考え事に集中できる大切な時間になっています」
ヨガ&スタジオの往復だけでなく、
トライアスロンやサーフィン、スノーボードも全力で楽しんでいるジュリさん。
そうしたアウトドアアクティビティにもクルマとバッグは欠かせない存在だ。
「常にいい状態でいたいんです。私にとっては、身体を動かすことによって気持ちが落ち着くんですよね。
めいいっぱい遊ぶから、仕事も頑張れます。逆もしかり。仕事を頑張るからこそ、遊びが楽しい!新しいことにチャレンジしたい意欲も沸きます」
そう話す通り、彼女の目線は常に次の目的地へと向けられている。
バッグとクルマは今日もその間を繋いでいる。
PROFILE
Juri Edwards ( ジュリ・エドワーズ )
東京で生まれ育ち、大学時代を過ごしたカリフォルニアでヨガに出会い、ハワイ移住後、全米ヨガアライアンスのRYT200を取得。ヨガだけでなく、サーフィン、トライアスロン、スノーボードなど、アクティブな趣味を持ち、フルマラソンはサブ4記録。鉄人レースと言われる長距離トライアスロン、アイアンマンも12時間15分で完走した経験もある。2015年より、日本に帰国。既存のヨガの枠にとらわれない斬新なスタイルが好評で、アメリカで得た世界観を生かし、クリエイティブにイベントやプログラムをプロデュースしながら、ヨガの新しい形を次々と提案し続けている。自身が出演するイベントのプロデュースやアスリートのマインドフルネスコーチとしての活動の場を広げながら、自身のスタジオ、〈IGNITE YOGA STUDIO〉を手がける。
Instagram:@jurikooo
leet to right
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ROLL BOSTON 220【X-SMALL】
Pineneedle
¥2,500 -
ROLL BOSTON 231LRG【MEDIUM】
Purple
¥3,500 -
ROLL BOSTON 230【SMALL】
Beige
¥2,800 -
ROLL BOSTON 220【X-SMALL】
Pineneedle
¥2,500
03
KUMANO WATARU
長い年月を経てたどり着く普遍性。
フィンランドの大学で家具デザインを学んだ、デザイナーの熊野亘さん。
両親がインテリア関係の仕事をしており、育ったのも町工場が多い東京大田区。自身も自然とモノ作りを志すようになった。
フィンランドの大学院に進学した後、熊野さんの師匠となるジャスパー・モリソン氏と出会う。ジャスパー・モリソンは「スーパーノーマル」と呼ばれる、シンプルかつ実用的なデザインで知られるデザイナーで、彼のプロダクトは、ニューヨーク近代美術館(MoMA)のパーマネントコレクションにもなっており、
<無印良品>でも仕事をしていた。
「フィンランドでは、おばあちゃんが使っていたスツールを孫が受け継いでいるとか、当たり前のように、モノが生活の中で丁寧に使われているんです。
デザインがきちんと溶け込んでいる日常生活を送れることはすごく幸せですし、僕もそういうモノを作っていきたいと思っています。
師であるジャスパーは、なるべく手の届く価格でいいデザインを、より多くの人に使ってほしいという想いを根底に持っている人でした。フィンランドでの暮らしや、彼の影響をすごく受けましたね。
今って、資源が枯渇しつつある時代だと思うんです。そんな時だからこそ、独り善がりではなく、いろんな人の職能を活かして、
長く使えるいいモノを作っていかないといけないと思うんです」
そうしたデザインのフィロソフィーを持つ熊野さんは、SUVの原点である<Jeep>や<OUTDOOR PRODUCTS>のものづくりに共感を寄せる。
「普遍的なモノというのは、デザイナーの自我が出ているものではなく、使う人のことをきちんと考えられて作られているものです。
道具として、確実に機能することが大事で、そう考えると<OUTDOOR PRODUCTS>のこのボストンバックは、1970年代から同じ形なんですよね。流行を超えた形だからデザインとして飽きがこず、使う人も選びません。
おそらく長い年月をかけて、蓄積されてきたディテールがあって、多少強く、チャックを開け閉めしても丈夫であったり、日常的に長く使えるものなんです。これはとてもサステナブルなプロダクトだとも思いますね。
それは<Jeep>にしても同じで、<Jeep>っていうこのクルマの形を指す固有名詞になるほど普遍的なものなので。それは本当にすごいことですよね」
PROFILE
熊野亘
プロダクトデザイナー。1980年生まれ。2001〜08年、フィンランドへ留学。ヘルシンキ芸術大学(現アールト大学)大学院を卒業後帰国し、「Jasper Morrison Tokyo Studio」でアソシエイトデザイナーを務めるかたわら、2011年、デザインオフィス「kumano」を設立。インテリア、家具、プロダクトデザインやプロジェクトマネージメントを手掛けている。2013年より「Japan Creative」プロジェクトマネージャーに就任。現在は東京と長野の二拠点で活動。武蔵野美術大学工芸工業デザイン学科准教授。
ROLL BOSTON 240【COLOSSAL】
Sky Blue
¥10,800
[THE RECREATION STORE LIMITED]
「乗り物」と「⼈」との新しい関係性を模索し、
「乗る」ことを⾃由に選択するための情報、
ストーリーを届けるメディア『noru journal』。
Instagram_@noru_journal
NEW PRODUCTS
PACK FOR LIFEをテーマとしたライフスタイルブランドOUTDOOR PRODUCTS。
“NEW BASIC”を提案し続けるエクスクルーシブライン「The Recreation Store」より、ブランド初のカーライフをコンセプトにした限定コレクションが登場。
この発売を記念して、The Recreation Store表参道にて¥11,000(税抜)以上ご購⼊の⽅に先着順でシートベルトカバーをプレゼント。
CONTAINER BAG
BLACK / BEIGE
¥11,000
[THE RECREATION STORE LIMITED]
SEAT BELT COVER
BLACK
SPECIAL
[THE RECREATION STORE LIMITED]
EVENT
OUTDOOR PRODUCTS
50th ANNIVERSARY PARTY
Supported by Jeep
DATE:2023/3/18(SAT)
TIME:12:00-18:00
OUTDOOR PRODUCTS 50周年を記念して、アニバーサリーPARTYを開催。
当日はDJイベントのほか、GOOD TOWN DOUGHNUTSによるSpecialドーナツ、
Hon‘s Tacosによるケータリングもご用意しております。
50周年のイベントに合わせて
カーライフをコンセプトにした限定コレクションも初お披露目。
当日ご来場いただいた方には、協賛のJeep限定ステッカーをプレゼント。
The Recreation Store × Jeep
Real Test Drive Campaign
PACK FOR “CAR” LIFEに合わせて、⾃由と冒険を追求してきたJeepとの特別なコラボレーションバッグをプレゼントするReal Test Driveキャンペーンがスタート。キャンペーン期間中、Jeep正規ディーラーにご来場の上、試乗およびアンケートにご回答頂いた方に先着順でプレゼント。さらに、ご試乗いただいた方の中から、限定10セットのコラボレーションロールボストンタワーも抽選でプレゼント。
ROLL BOSTON 230【SMALL】
BEIGE/PINENEEDLE
The Recreation Store × Jeep
[Jeep LIMITED]
ROLL BOSTON【TOWER】LIMITED 10 SET
BEIGE
The Recreation Store × Jeep
[Jeep LIMITED]
STORE
STORE CONCEPT
“PACK FOR LIFE”
アウトドア愛好家に好まれる日用品を。
シンプルで軽量かつ頑丈な製品を適性な価格で提供します。
Concepter_ Keiji Kaneko (Baycrews)
Art Director_ Naomi Hirabayashi (Plug-In Graphic)
Designer (Bag) _ Atushi Hayasaki (TEMBEA)
Designer (Apparel) _ Keigo Murakami (blurhms)
DETAILS
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前4丁目4-8
070-3173-9773
therecreationstore@outdoorproducts.jp
Instagram_ @therecreationstore
OTHER FEATURES